資料作成代行のおすすめ|プレゼンプロデューサーが教える選び方の本質と料金相場

「資料作成、外注したいんですけど…どこに頼めばいいですか?」

このご相談、本当に…多いんです。

 

こんにちは。プレゼンプロデューサー、会社説明専門家の東 大悟(ひがし だいご)です。

 

私は、元ラジオアナウンサー、番組構成作家を経て、12年にわたって商工会・企業のプレゼンテーション支援を続けてきました。インターンシップフェアの代行案件で、前回比「8倍」の獲得という結果も出させていただきました。

 

…さて。

 

いきなりですが、皆さん。資料作成代行サービスの比較を「価格」と「納期」だけで決めようとしていませんか?

 

それ…ほぼ確実に、後悔します(^_^;)

 

なぜなら、資料作成代行というお志事は、見栄えを整える清書屋さんではないからです。本来は「あなたの想いを、聴き手の心に届ける」装置をつくる仕事。ここを取り違えると、お金と時間を投じたのに、肝心の数字が一ミリも動かない…という悲しい結末が待っています。

 

この記事では、世の中にゴロゴロ存在する資料作成代行サービスのおすすめ8選を、事実情報をきちんと整理してご紹介します。そのうえで、12年現場でプレゼンを設計してきた立場から、上位の比較記事ではほとんど語られない「選び方の分水嶺」をお伝えします。

 

読み終える頃には、あなたが次に取るべき一手が、はっきりと見えているはずです。

 

ぜひ、最後までお付き合いください!

資料作成代行とは…結局、何を頼めるサービスなのか

まず、土台のお話から。

 

資料作成代行とは、文字どおり、社内の資料制作を外部のプロに委託するサービスのこと。営業資料、提案書、会社案内、サービス紹介資料、IR資料、採用説明会資料、ホワイトペーパー、セミナー資料……扱う領域は、本当に広い。

 

ここで多くの方が誤解されているのが、資料作成代行=「パワーポイントの清書屋さん」という認識です。

 

…違うんです。

 

確かに、清書だけを請ける事業者もいます。けれど、上位帯のサービスは構成案の組み立てから、ヒアリングを通じたメッセージ設計、競合調査、データ収集まで踏み込みます。委託する側がどこまで任せたいかを最初に整理しないと、「思っていたのと違う」というミスマッチが、ほぼ確実に発生します。

 

ここ、大事です。

 

業務範囲は、大きく2タイプに分かれます

依頼内容を整理すると、ほぼすべてのサービスは次の2つに収まります。

 

ひとつ目は「デザインのリブラッシュ・整形タイプ」

 

すでに原稿や構成案が手元にあって、それを見栄え良く仕上げてもらう用途。1ページ数千円から請けてくれる事業者が多く、料金面でのハードルは低めです。

 

ふたつ目は「構成設計から伴走するタイプ」

 

ヒアリングを通じて目的・ターゲット・課題を整理し、ストーリー設計から手を入れてもらいます。1ページ単価でいえば前者の数倍に跳ね上がりますが、資料が果たすべき役割そのものが変わります。商談決定率や説明会の集客率といった、最終KPIに直結する違いが出ます。

 

私の経験から、ハッキリ申し上げますね。

 

社内で「資料を作っているのに成果が出ない」という悩みを抱えているなら、迷わず後者を選んでください。

 

なぜか。前者で解けるのは「時間の問題」だけ。「成果の問題」は…別のレイヤーにあるからです。

 

ここを混同したまま発注すると、見た目だけが綺麗な資料が返ってきて、商談で「以前のほうが受注できていた気がする」という現場の声を生むことになります(^_^;)

資料作成代行の料金相場

外注を検討するうえで、相場感を持っているかどうかは、見積もり交渉の有利・不利を大きく左右します。

 

各社の公開情報を整理すると、概ね次のレンジに収まっています。

 

デザインのリブラッシュ:1ページあたり2,000円〜8,000円程度

 

既存の原稿をパワーポイントで整える、デザインを統一する、図解を追加する。シンプルなテキスト主体のページなら下限近く、グラフや図解が複雑になるほど上限に寄ります。

 

新規作成(構成込み):1ページあたり10,000円〜30,000円程度

ヒアリングからスタートし、構成案の提案、デザイン、アニメーション設定までを含めた価格帯。サービスによっては、企画段階のディレクション費用が別途発生します。

 

月額契約型(オンラインアシスタント型):月額10万円〜30万円程度

資料作成だけでなく、リサーチ、データ集計、その他バックオフィス業務まで稼働時間内で柔軟に対応してもらうタイプ。継続依頼が前提なら、時間単価としては割安になる傾向があります。

 

…ここに加えて、見落としがちなのが「あとから請求される追加オプション費用」です。

 

短納期対応の特急料金、修正回数の超過、原稿作成の追加、印刷データの納品、英語版の作成、ライセンス権利の譲渡——このあたりは、契約前に必ず確認しておきたい項目になります。

 

あとから「これは別料金です」と言われるのが、外注で最も信頼を損ねる瞬間ですから。

 

なお、「とにかく安く」を最優先に、個人のクラウドソーシングへ依頼するケースもあります。これは…初回の発注では、私はおすすめしません。クオリティのばらつきが激しく、当たりを引けるかどうかは運の要素が強い。継続的に組める方を見つけられれば話は別ですが、そこに辿り着くまでのコストは、決して小さくないからです。

資料作成代行サービスのおすすめ8選

さあ、ここからが本題です。

 

現在の市場で実績と信頼性を兼ね備えたサービスを8つ、特徴を整理してご紹介します。私が個人的に懇意にしている事業者というわけではなく、公開情報をもとに公平に並べているのでご安心ください(笑)

 

1. バーチャルプランナー|「迷ったらここ」の業界標準

バーチャルプランナーは、株式会社ストリームライン(東京都渋谷区)が運営する資料作成代行で、累計1,100社超、上場企業250社超の実績を持つ老舗です。

 

営業資料、IR資料、ホワイトペーパー、決算説明会資料まで対応領域が広い。専任コンサルタントが企画構成から手を入れる体制を組んでいます。

新規取引先の最低発注価格は30万円(税別)から。決して安くはありません。

 

…が、品質の安定感と業種カバレッジの広さは、群を抜きます。

 

「迷ったらここから検討する」という基準にして良い1社です。プレゼン理論でいえば、サックハイム3原則の「Not Believe(そもそも信用しない)」を、上場企業250社超という社会的証明で一発突破してくれる存在。最初の打席で大コケしたくない案件には、相性が良いはずです。

 

2. c-slide|ベンチャー・スタートアップに強い実力派

c-slide(シースライド)は、株式会社Cone(大阪府大阪市)が運営する代行サービス。累計支援企業数は1,200社を超えています。

 

最短2日納品、オプション料金なしのシンプルな料金体系が特徴です。ベンチャー・スタートアップ企業を中心に、幅広い業界で実績を積み上げてきました。

 

月額制プランも提供されているので、継続的に資料制作が発生する企業との相性が良い。

 

「初めて代行を使うんですが…」という方が選びやすいサービスとして、名前を挙げる人が多い印象です。シンプルな料金体系、つまり「あとから別料金です」と言われにくい設計は、外注初心者にとってめちゃくちゃ大事なポイント。ここ、肝に銘じてください。

 

3. okunote|「ここで失敗できない」場面のコンサルティング型

okunoteは、株式会社okunote(東京都)が運営するコンサルティング型の資料作成代行サービスです。

 

「読み手の意思決定や行動を促す」ことを掲げ、単なる清書ではなく、構成段階から実績豊富なコンサルタントがヒアリングに入る体制が特徴。アスクル株式会社をはじめとする上場企業の重要商談・大型案件で利用されています。

 

フリーランスや副業者に丸投げせず、正社員がコミットする品質管理の姿勢を打ち出しているのも、安心材料です。

 

「ここで失敗できない」場面の発注先として、候補に入れたい1社。

 

東流の言葉で言い換えると、「整える」だけのサービスではなく、ABC戦略の「A(提案)・B(証拠)・C(肩書き化)」を一緒に組み立ててくれるパートナー、と言ってもいい存在です。資料の主役は聴き手・お客様であり、プレゼンターは船頭。okunote さんは「船頭の操舵を一緒に考えてくれるタイプ」だと、私は捉えています。

 

4. DDpartners|コスパとスピードの実用派

DDpartnersは、合同会社ソフィアメリオ(東京都千代田区)が運営する、パワーポイント特化の代行サービス。

 

最短翌日納品にも対応するスピード感と、業界最安水準を謳う価格設定の組み合わせ。コストパフォーマンス重視の層から支持を集めています。

1ページ単位での発注から100ページ超の大ボリュームまで、柔軟に対応してくれるのも、現場で使いやすいポイント。

ただし、注意点を1つだけ。

 

価格と納期を売りにするサービスは、相手から「目的は何ですか?」と先に問いかけてくる確率が、構造的に下がります(業務範囲を絞ることで価格を実現しているため)。なので、目的・ターゲット・成功条件を、こちらから言語化して持ち込むこと。これが大事です。あとで触れますが、ここは外注を成功させる最大のコツの1つになります。

 

5. HELP YOU 資料作成プレミアム|バックオフィスごと整えたい企業向け

HELP YOUは、株式会社ニット(東京都渋谷区)が運営するオンラインアウトソーシングサービス。

 

日本全国・世界35カ国に約600人のアシスタントが在籍する、大規模な体制が特徴です。「資料作成プレミアム」プランでは、ディレクター・構成担当・デザイナーがチームで動き、企画段階からの伴走を依頼できます。

…ここ、地味にすごい点です。

 

資料作成だけでなく、人事・経理・営業事務まで幅広く任せられる。バックオフィスごと整理したい企業に向く選択肢です。

 

5つの不(不満・不安・不便・不快・不審)でいえば、「日々の業務が多すぎて社長業に集中できない」という社長の不満・不便を、まとめて解消してくれるタイプ。資料単体ではなく、社内オペレーション全体を見直すきっかけにもなります。

 

6. すぐやる|「明後日のプレゼン、間に合わないかも…」の救世主

すぐやるは、株式会社COMPANY(埼玉県草加市)が運営するパソコン作業代行サービス。

 

サービス名のとおり、最短即日納品が売り。深夜2時まで対応・LINEでのリアルタイムやり取りといった、緊急局面に強い体制を組んでいます。

 

「明後日のプレゼンに資料が間に合わない」「徹夜覚悟だったやつ、誰か助けて……!」

 

こういう状況で頼りになる1社です(^_^;)

 

1ページ1,500円からと、価格も抑えめ。納期に余裕があれば費用も下げられる、柔軟な料金体系です。

 

ただし。

 

私から1つだけ、お願いがあります。

 

「すぐやる」を多用するサイクルに入ったら、それは…「資料作成プロセスそのものを見直すサイン」です。プレゼン理論でいうところの「やらないことを決める」段階に入ってください。毎回ギリギリで外注、毎回特急料金…これは、社内のリソース配分が壊れている合図です。すぐやるさんのような救世主を、本当の救世主として使い切るために、です。

 

7. プレゼン製作所|「話し方・伝え方」までセットの専門集団

プレゼン製作所は、株式会社プレゼン製作所(東京都千代田区)が運営する、プレゼンテーション専門の制作集団です。

 

デザイナー約30名体制で、PowerPointなら月間1,000枚規模の制作キャパシティを持つ。資料デザインだけでなく、「話し方・伝え方」まで含めたトータル支援を行っているのが特徴です。

 

月額12万円からのポイント制プラン「prezen.factory」もあり、継続的にプレゼン支援を受けたい企業向けの座組みが整っています。

 

…ここはですね、私としても、思想的に共感する点が多い1社です。

 

なぜなら、私が常々お伝えしている「構成50% × 伝え方30% × 演出20%」のうち、「伝え方」の領域まで手を伸ばしてくれるサービスは、本当に少ないからです。多くの代行業者は「構成」と「演出(デザイン)」だけで完結させてしまう。けれど、それでは80点止まり。残りの20点である「伝え方」が乗って初めて、聴き手の気持ちを200点・300点にまで高ぶらせることができる…これが、東流の根本原理です。

 

「資料」と「話し方」を別物として外注するのではなく、ワンパッケージで考えたい方には、相性が良いはずです。

 

8. パワポデザイナー|スタートアップ・小規模事業者の頼れる相棒

パワポデザイナーは、低価格帯でデザイン性のある資料を求める層に向いた選択肢。

 

プレゼン資料・営業ツールの作成だけでなく、印刷・動画・採用サイトといった派生媒体への展開まで、一貫対応する体制を組んでいます。

スタートアップや個人事業主にとって使いやすい料金設定で、「ボリュームは多くないけれど品質は妥協したくない」というニーズにフィットします。

 

東流の言葉で言えば、「最初のスライドに命を注ぐ」ための投資先、と捉えると価値が見えやすいかもしれません。資料はスタート前からスタートしている…そう、最初の1枚で勝負は半分決まっているのです。

 

なお、上記以外にも、特定領域に特化したサービスは多数存在します。IR資料に特化した「LEAD」、企画書に強い「DECK」、エンジニア採用資料に特化した「ワミィ」など、目的が明確であれば、専門特化型を検討する価値は十分にあります。

 

「やらないことを決める」と、選ぶサービスもシャープになります。ここ、大事です。

プレゼンプロデューサーが語る、失敗しない選び方の本質

さて、ここからが本題の本題です。

 

上位の比較記事では、ほとんど語られない領域に、踏み込みます。

 

私自身、企業のプレゼン支援を12年続けてきました。その中で、資料作成を外注した結果「思った成果が出なかった」という相談を、本当に何度も受けてきました。

 

その共通項を分解すると、ほぼ全てのケースで…同じ原因に行き着くんです。

 

「綺麗な資料」と「伝わる資料」は、別物です

これが最も大事な視点。

 

肝に銘じてください。

 

代行サービスに依頼すると、確かに見た目の整った美しい資料は返ってきます。フォントが揃い、配色が統一され、図解も洗練される。

 

けれど…それを使って商談に臨んだ営業担当者から、「以前のほうが受注できていた気がする」という声が出るケースは、想像されている以上に多い。

 

なぜか。

 

理由はシンプル。

 

「整える」ことと「伝わる」ことは、別のスキルセットだからです。

 

デザイナーが整えるのは、視覚情報の秩序。聴き手の頭の中に残る記憶や、行動に駆り立てる感情ではありません。前者は技術で解けます。けれど後者は、構成の問題、つまりストーリー設計の問題なんです。

 

ラジオアナウンサー時代、私は文字を読まずに視聴者の頭の中に映像を作る訓練を、毎日していました。番組構成作家としても、人を動かす言葉の組み立てを、ずっと研究してきました。

 

その経験から…断言します。

 

人を動かす情報設計には、独自の文法があります。

 

資料作成代行を選ぶときには、「この会社はその文法を持っているか」を見極める必要があるのです。

 

サービス選定で最も重視すべき、東流5つの軸

価格や納期はもちろん大事。

 

…ただ、それ以前に確認しておきたい軸が、5つあります。

 

これは、私が12年プレゼン現場に立ってきた経験から、削りに削って残した5本です。1つでも欠けると、資料は「整っているけど刺さらない」モノに着地します。

 

軸1:相手の「想い」を引き出す技術を持っているか

ヒアリング時間の長さ、ではありません。

時間ではなく、引き出す技術の問題です。

 

10分でも本質に入れる人は入れる。90分かけても、表面をなぞって終わる人もいます。

 

私が支援に入る案件では、最初の30分で必ずこう聞きます。

 

「なぜ今、その資料を作りたいのか」「もしこの資料がなかったら、どうなるか」「本当に伝えたい一言を、3秒で言うと?」

 

…これが引き出せるかどうかで、その先の構成が全部変わるからです。

 

逆に、「ヒアリングシートに沿って機械的に質問してくる」業者は、要注意。シートの中に「想い」を引き出す項目は、ほぼ存在しません。

 

肝に銘じてください。テクニックの前に「想い」です。

 

軸2:聴き手の「5つの不」を整理してくれるか

ここが、東流の最大のチェックポイントです。

 

私のプレゼン理論では、相手を動かすために必ず5つの不——不満・不安・不便・不快・不審——を埋めます。

 

主役は、発注者ではありません。資料を読まされる側、聴かされる側——つまり聴き手の側にある「不」を、業者が整理しようとしているかどうか。

 

ここで、清書屋とパートナーがハッキリ分かれます。

 

「御社の強みを教えてください」しか聞かない業者は、清書屋。

 

「お客様は今、何に不安を感じていますか?」「どんな不便を抱えて検索してくる方ですか?」と、聴き手側を主語に質問してくる業者は、パートナー。

 

…この差、めちゃくちゃ大きいです。

 

軸3:「やらない」提案ができるか

足し算しかできない業者は、危険です。

 

言われたままの情報をただ資料に落とし込む業者は、最終的に資料を「情報の墓場」にします(^_^;)

 

スティーブ・ジョブズは「やらないことを決める」と言いました。私も常々お伝えしています。人は、伝えたいことが多すぎると、途端に注意散漫になる。

 

良いパートナーは、初稿レビューで必ず「このスライドは要りません」「この事例は外しましょう」と引き算の提案を出してきます。

 

引き算が出てこない業者には、判断基準(誰のための資料か)がそもそも備わっていません。

 

ここ、本当に見極めの効くポイントです。

 

軸4:構成50% × 伝え方30% × 演出20%、どこを売っているか

私のプレゼン理論の根本は、3本柱です。

 

構成50% × 伝え方30% × 演出(資料)20%

多くの代行業者が売っているのは、最後の「演出(資料)20%」だけ——つまり、デザインの整え。

 

…これでは、80点に届きません。

 

本当に成果を出すには、最も重い「構成50%」を握れる業者を選ぶ必要があります。

 

見極め方は、こう聞いてみることです。

 

「ストーリーの型でいうと、どのような型を当てますか?」

…そんな会話が成立する業者は、構成の文法を持っています。

 

「えっと、デザインだけお願いされていたので…」と返ってきたら、それはデザイナー。それぞれに役割はあるので、自分が今どのレイヤーを買っているかを、まず自覚してください。

 

軸5:30秒で要点が伝わる設計を作れるか

最後の軸は、サックハイムの3原則の最初——「Not Read(そもそも読まない)」を突破できるか、です。

 

人は、資料を最初から最後まで読んでくれません。冒頭30秒で「この先、自分に関係ある話だ」と感じさせられなかった瞬間に、ページは閉じられる。

 

私はこれを「30秒プレゼン」と呼んでいます。

 

テレビCMが15秒、ラジオCMが20秒。30秒というのは、人間が「集中して聴く」最大の単位なんです。資料も、同じ。表紙+1〜2スライドで、聴き手の興味を引けるか。

 

業者にこう聞いてみてください。

 

「最初の3スライドで、聴き手の何を引きつける設計にしますか?」

 

返答に「キャッチ/ベネフィット/緊急性/簡便性/具体性/当事者性/ギャップ」のどれかが入ってきたら……構成の文法を持っている人です。

返ってこなかったら…清書屋です(^_^;)

 

5軸を全部満たす業者は、実は…多くありません

ここまで読んで、お気づきかもしれません。

 

この5軸を全部クリアする業者は…そう多くないんです。

 

なぜなら、これは「資料制作」を超えた領域だからです。構成・伝え方・演出に加えて、本人が聴き手の前に立った経験——5mの声を出して、実際に人を動かした経験を持っているか。これが揃って初めて、5軸が回ります。

 

具体的な見極めの一言として、こう問うのも有効です。

 

「これまでにご担当者ご自身が、誰かの前で30分以上のプレゼンをされた経験はありますか?」

 

聴き手の前に立った経験を持つディレクターは、資料の中の「読まれない一文」「飛ばされる図」を、直感的に避けます。これは座学では身につかない、現場の感覚です。

 

8選で紹介した各社は、それぞれ違う強みを持っています。「デザインに集中したい」「バックオフィスごと整えたい」「明後日のプレゼンに間に合わせたい」——目的によって、最適解は変わります。

 

ただし。

 

もし「5軸全部を握ったうえで、資料の枠を超えて、構成・伝え方・本番登壇まで一貫して伴走してほしい」とお考えなら、それはもう、資料代行の領域を一段超えています。プレゼンプロデュース/登壇者トレーニングの領域です。

 

私自身がやっている【プレゼンカンパニー】(東流プレゼン理論)でも、研修・伝え方顧問・会社説明会の強化・30秒プレゼン特化の指導まで、構成設計から本番伴走を一貫提供しています。資料の話を入り口に、登壇まで設計し直したい方は、こちらをご覧ください。

 

プレゼンカンパニー|東流プレゼン診断
プレゼンカンパニー|東流プレゼン伝え方顧問

 

…さて、本題に戻りましょう(^_^;)

 

依頼前に整理しておきたい、東流3つの準備

ここまで読んで「では発注しよう」と動く前に、依頼者側で必ず整理しておきたい東流の3点をお伝えします。

 

これを準備して持ち込むかどうかで、初稿の精度が…驚くほど変わります。一般的な「目的を言語化しろ」「ターゲットを書き出せ」とは、少し違う角度から行きます。

 

準備1:「想い」を3行で書く(なぜ今/なぜこのテーマ/なぜ私)

目的の言語化は、もう一段、奥に潜ります。

東流では「想い」が最重要、テクニックはその次、と決めています。なので、依頼前にこの3行を、まず書いてみてください。

 

  • ☑なぜ今、この資料を作るのか(タイミングの想い)

  • ☑なぜ、このテーマなのか(題材の想い)

  • ☑なぜ、私(自社)がやるのか(語り手の想い)

  •  

…これ、正直に言うと、書こうとして詰まる人が多いんです(^_^;)

 

でも、ここが詰まる状態のまま外注しても、業者は「目的不明の依頼者」として処理するしかありません。返ってくるのは、誰が書いても同じような無難な資料です。

 

3行が書けたら、それは外注で成功する確率が一気に上がる合図。書けないなら——外注の前に「なぜ作るのか」を、もう一度、自分に問うてみてください。

 

準備2:聴き手の「5つの不」を埋める

ターゲットは、属性で書かないでください。

 

「30〜40代の経営者」「中堅企業の総務担当」——こういう属性記述では、業者は動けません。

 

属性ではなく、「不」で書くんです。

 

  • 不満:今、何に不満を感じているのか

  • 不安:何が不安で、どこで判断が止まっているのか

  • 不便:何が手間で、面倒で、続けられていないのか

  • 不快:どんな状況がストレスになっているのか

  • 不審:なぜ、今までの選択肢を信用しきれていないのか

 

これを聴き手の側で書き切ってください。

 

「業界の経営者は、時代の変化に不安を感じている」では弱い。

「資料を発注したい。でも過去に発注して期待外れだった経験があり、また同じ失敗をしたら社内で立場が悪くなる、という不安」——このレベルまで、解像度を上げる。

 

主役は聴き手。聴き手の感情に解像度がなければ、資料は届きません。これは、私が12年間、何百回も繰り返してきた言葉です。

 

準備3:本番動線をシミュレーションする(観想ON)

最後の準備は、「本番がどう進むか」のシミュレーションです。

 

東流では「ド緊張緩和」のワークでも使う「観想ON」と呼んでいる、本番イメージの埋め込み。

 

  • (観察):会場には何人来るか、どんな顔ぶれか、視線はどこから注がれるか

  • (想定):資料を見せる順序、説明の間、聴き手が質問してくるタイミング

  • ON(スイッチ):本番に入る前、自分は何を考え、どう気持ちを切り替えるか

  •  

このシミュレーションを書き出して、過去の素材——営業資料、社内説明会の録画、ホームページの文章、社長のインタビュー記事、創業時の経緯メモ——を全部、業者に渡してください

 

「全部出して」と言われると、ぶっちゃけ恥ずかしい資料も出てきます(^_^;) でも、出し惜しみは結果的に自分の首を絞めます。

 

ここで「想い」が試される、と言ってもいい。

 

代行業者にとっては、素材があるかないかで初稿の質が一段階…いや、二段階変わるのです。

 

おまけ:3つの準備が書けない時の相談先

ここで1つだけ、補足を。

 

もしこの3つの準備を書こうとして⋯

 

  • 「想いの3行が書けない」

  • 「5つの不が、いまいちイメージできない」

  • 「本番動線が描けない」

  •  

…という状態だったら——それは、外注の前段階です。

 

代行業者に「目的不明のまま」発注しても、上手くいきません。返ってくる資料を見て「なんか違う」と感じ、修正を繰り返して、お互い疲弊する。これが、最も避けたいパターン。

 

そういう時は、構成・伝え方の言語化を伴走してくれる相手に、まず話してみるのが先です。私も、こうしたご相談を公式LINEで受けています。

 

「想いを言葉にする」段階だけでも、ご相談いただいてOKです。

プレゼンカンパニー 公式LINE(lin.ee/Vnt0971)

 

お話だけでも、ぜひ。

 

よくあるご質問

Q. 原稿や構成案が決まっていなくても、依頼できますか?

サービスによりますが、多くの代行業者は「原稿なし」状態からも対応可能です。

ただし、その場合はヒアリング工数が増えるため、構成料が別途発生したり、納期が長くなったりします。

完全におまかせで作ってもらえる前提で見積もりを取ると、想定より高い数字が出ます。事前に確認しておきましょう。

 

Q. 機密情報を含む資料でも、安心して任せられますか?

NDA(秘密保持契約)を締結できる事業者を選んでください。

社員規模のある法人型であれば、契約書のフォーマットを持っているのが通常です。個人事業主に依頼する場合は、こちらからNDAの締結を提案するくらいの慎重さがあって良いと思います。(ちなみに弊社はクライアントからNDAを頂いて締結しております)

 

Q. 納品されたデータは、自社で編集できますか?

パワーポイント形式での納品であれば、基本的には編集可能です。

ただし、テキストが画像化されていたり、特殊なフォントが使われていたりすると、社内で開いたときに崩れることがあります。

「社内で編集する前提です」と最初に伝え、編集可能な状態での納品を確約してもらいましょう。

 

Q. 修正は何度までお願いできますか?

サービスによって、2回〜無制限まで幅があります。

プランごとに上限が設定されているケースが多いので、契約前に必ず確認してください。

私の感覚では、初稿から完成までで3〜5回程度の修正が発生するのが平均的です。

 

資料の「本質」を握ってから外注する、という順序

最後に、いちばん大事なことをお伝えします。

 

資料作成代行サービスは、適切に使えば、社内のリソースを大きく解放してくれる、強力な武器になります。

 

けれど、その使い方を間違えると…お金と時間を投じたのに、肝心の成果指標が動かない、という結果になりかねません。

 

私が12年の現場経験を通じて確信していること。

 

それは、資料は道具であって、目的ではない、ということです。

 

道具をどれだけ磨いても、振るう側の腕が伴わなければ、意味がありません。逆に、振るう側の戦略が明確であれば…道具は驚くほど少ない投資で機能してくれます。

 

ここ、大事。本当に、大事。

 

スティーブ・ジョブズは、確かにかっこいいプレゼンをします。けれど、彼が「かっこいい」からプレゼンが感動的だったのではなく、彼の「想い」と「論理」と「練習量」が、人の心を動かしたのです。

 

私はいつも、こうお伝えしています。

 

「ジョブズの真似をするな」と。

 

あなたの商品は、ジョブズの新製品発表のように、すでに世界中から興味付けされていますか?もしイエスなら、大いにマネをしてください。もしノーなら…やらないほうが良い。

 

あなたの資料に必要なのは、デザインの華やかさではなく、聴き手の頭の中にどんな映像を残せるかという、構成の文法。

 

そして、その奥にあるのは…結局、「想い」なのです。

 

もし今、あなたが資料作成の外注を検討していて⋯

 

  • 「そもそも自社のプレゼン戦略が言語化できていない」

  • 「会社説明会で人が集まらない」

  • 「営業資料で商談が決まらない」

  •  

…という根本課題を抱えているのであれば、外注を急ぐ前に、一度ご相談いただきたいんです。

 

私は元ラジオアナウンサーであり、番組構成作家。これまで12年にわたり、東流プレゼン理論をベースに、採用力・広報力・営業力アップの研修やコンサルティングを行ってきました。

 

インターンシップフェアの代行で、前回比8倍の獲得という結果を出せたのも、資料の見た目を変えただけではありません。

 

伝わる構造そのものを、設計し直したからです。

 

あなたが船頭となり、聴き手であるお客様を、目的の港まで導く。その航海の地図を、私と一緒につくりませんか?

 

私はプレゼンを考えるとき、WIN×WINのその先のJOY×JOYを目指しています。あなたが楽しく、お客様も嬉しく。そんな航海を、ご一緒できたら最高です。

 

下記からお気軽にご連絡ください。資料作成代行の選定そのものについても、私の経験範囲でお答えできることは、率直にお伝えします。

 

ぜひ、お声がけください!

…明日のプレゼンが、少しでも楽しくなりますように(^_^;)

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

 

  
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