とっさに究極の30秒プレゼンを作る方法/エレベーターピッチ

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  • プレゼンプロデューサーの東 大悟(ひがし だいご)です。

よくセミナーを受講される方の中に「長く話すことはできるけど…」とおっしゃる方がいます。

実は私も昔はコレでした(笑)

印刷会社に入社した時、何度上司に「お前の話は長い」と言われたことか…。

この経験が私のプレゼンセミナーの肝である「30秒プレゼン」に反映されていくのです。

もうわかりだとは思いますが

「長く話せる」=「よく伝わる」ではありませんよね。

 

心理学に「ザイオンス効果」と言って、接触時間、接触回数が長いほど、警戒心が薄れ、その人や物に対して、好意的になるということはあります。

 

しかし、ビジネスでは、そもそも何度もチャンスはないですし、長い時間をとって話を聞いてくれるという環境はなかなかないもの。

 

エレベーターピッチ30秒プレゼン

 

基本、ビジネスでは「エレベーターピッチ」と言われていて…

 

例えば…

あなたは、あるプロジェクト任された営業マンだとします。

プロジェクトの予算が厳しいので、なんとか予算を上乗せしてほしい…

 

ある日、あなたは、外回りから帰り、エレベーターに乗り込むと…

同じタイミングで、社長も乗り込んで来ました。

 

さて、チャンス到来。

 

会社のフロアのある最上階の20階までに社長にお伺いを立てておきたい…

 

そう。

 

つまり、エレベーター内での短い時間でどう交渉するか…

 

これが「エレベーターピッチ」です。

 

この中で何を伝えるか、そして、いかにして社長に

 

「よし、もっと話をよく聞こうじゃないか」と言わせるのか。

 

この考え方を知っておくだけで、あらゆる伝え方の基本になります。

 

今回は、とっさでもできる!その約30秒プレゼンを作る方法をご紹介します!

 

目次

まずは目的を考える

たぶん、30秒と聞いて、直感で、短い!と思われたと思います。

これが、自己紹介ならまだしも、事業の進捗と合わせて、提案、要望となると…

 

「いやいや、30秒は無理だろう」と思われるかもしれません。

 

しかし、ポイントは、すべてを語ることではありません。

まずは「目的」を考えることが一番大切なのです。

 

この前、セミナー受講者の方に「7秒自己紹介ってのがありました!」と聞きました。

 

7秒ですよ!?短く感じますよね?

 

でも…

 

ちょっと極端ですが、こう考えると考え方が変わります。

 

7秒はどのくらいの長さかというと、テレビCMの半分の長さ…

 

あれ?思ったより、7秒って話せるかも…。

 

まず、その意識を持ちましょう。7秒って結構話せます。

 

プレゼンひらめき

 

さて…7秒で伝える最終の「目的」は何か。

 

これは、「興味を引き、名刺交換させる」につきます。

 

となると名前を伝えることは、もちろんですが、最後に「名刺交換しましょう」は入れたいですよね。

 

これ、実は1.5秒程度です。

 

相手を動かすキーワードを必ず入れましょう。

 

先程のエレベーターピッチの例だと

 

「この後、少しだけお話させてください」は入れたい言葉ですね。

 

 

では、次に何を考えるか・・

 

具体的でキャッチーなキーワードを作る3つの方法

 

ぼんやりとでは伝わりません。言葉が多すぎると刺さる言葉の判断に時間がかかります。

 

そこで、具体的に一言で伝えることが大切になるので

とっさの30秒プレゼンに効果的な3つの方法をお教えします!

 

☑「聴き手の具体的な課題や悩みを引用した伝え方」

☑「自分の自信を持って伝えられる具体的な事例、実績」

☑「一番伝えなければならないものごと」

 

以上3つのどれかだと思います。

 

それをどれだけキャッチーな言葉で、相手を釘付けにするかがポイント。

 

7秒自己紹介を例に、ひとつずつ見ていきましょう。

 

プレゼンで目を引く

 

私が7秒で自己紹介をするなら…

 

☑「聴き手の具体的な課題や悩みを引用した伝え方」を選びます。

「プレゼンプロデューサーの東大悟です」(2秒)
「私はプレゼン苦手な人を得意にします!」(2.5秒)
「名刺交換しましょう」(2秒)

ですかね。

 

はい!

 

ここで、お気づきの方、いますよね。

 

そう。会社名がないのです。

 

7秒プレゼンの場合、今回は「会社名」は「目的」ではないからです。

 

そこで、私はキャッチーなキーワードとして

「プレゼンプロデューサー」という肩書を入れてみました。

 

次に…

 

☑「自分の自信を持って伝えられる具体的な事例、実績」

 

この場合は、もし大企業などの肩書があるならば利用しても問題ありません。

 

「○○広告代理店で1億円のCMを手がけていました」

 

などですね。でも…そんな人はめったにいないので…(^_^;)

 

私のセミナーを受講した方を例に上げます。

 

「しみ抜きの専門家、○○です」(1.5秒)

30年間、数万着のしみ抜きをしてきました」(2.5秒)

「諦めていた洋服のシミ、ぜひお持ちください」(2.5秒)

 

最後に…

 

☑「一番伝えなければならないものごと」

 

ここは、信念や想いを全面に押し出して伝えたい場合です。

 

 

例えば…

「東京から、地域おこしのためにやってきました○○です」

○○を使って、30年前の活気ある街にしたい!

「ぜひ、情報交換してください」

 

という具合です。

 

どの3つを使っても、印象に残るキーワードになりますよね。

ぜひ、活用してみてくださいね。

 

さて、先程の例のエレベーターピッチに戻りましょう。

今回のエレベーターピッチの場合、使用するのは3つのうちの…

 

☑「一番伝えなければならないものごと」

 

つまり…「予算が足りないこと」

 

そこでやらないといけないのが…

 

具体的な数字を用いる

 

「予算がだいぶ足りなくて…」ではなく

あと100万円予算が足りません。」

 

と伝えます。

 

この具体的な数字というのは、極端な方が響きますし、印象に残るということです。

 

なので…「98万4000円程度予算が足りません」と

「具体的=詳しく」でありませんので、注意してください。

 

さて、エレベーターの中で100万円予算が足りない…と言われたら

社長はなぜだ?と思うはずです。

 

それを見越した提案ができるといいですよね。

 

つまり…

 

相手の脳みそになり、共感する。

プレゼンで相手の気持ちになる

 

100万円足りません!と言われたら、たぶん社長はムッとするだろうなと、考えなければなりません。

 

この感覚が伝える上で大切な部分です。

 

そこで、ムッとしている社長に理解を示すってことが大切なんですね。

 

次に社長が考えるのは…

 

1.なぜそうなった?

2.本当に100万円必要なのか?それでうまくいくのか?

3.で、何がしたい?

 

ってことを瞬時に理解するようになってください。

 

そうなると何を伝えなきゃならないのかが一瞬で見えてきます。

その問いに答えるように話しましょう。

 

Q1.なぜそうなった?

A1.どうしても専用コンサルタント費用が必要だからです。

 

Q2.本当に100万円必要なのか?それでうまくいくのか?

A2.この100万円の投資は確実に倍以上の利益を生みます。

     彼のクライアントは1ヶ月のコンサルで売上を倍にしました。

 

Q3.で、何がしたい?

A3.ぜひ、詳しくお話したいのですが、このあと3分だけ良いですか?

 

ここまで、瞬時に閃けば、完璧です。

 

(まとめ)瞬時にひらめくための3つの質問

 

瞬時にひらめくというと難しいような気がしますが、要は習慣です。

 

何を考えないといけないのか…

 

今、この瞬間のプレゼンの目的は?

名刺交換なのか、印象に残したいただけなのか、時間を作ってもらいたいのか…

まずそこを考える。ここが最後に念押しするキーワードになるのでしっかりと考える。

 

しかし、この部分を伝えたがらない人が多いです。

 

でも、この部分を伝えられないと話を聞かされる側からすればとても不親切です。

「で、何をしたらいいの?」と思わせてしまえば終わり。

 

そうではなく、先回りして伝える。そうすることによって相手は動きやすい態勢ができるのです。

 

そのためにどのように相手に共感してもらうか?

良い情報を提供するのか、うまく言っていない理由を述べるのか、相手に警戒心を解くのか…

目的に誘導するために何を伝えると相手に共感してもらえるのか。

 

それは相手の脳みそになることが大切です。

 

私が上司を説得する時に使うのは次のワードです。

「先日、○○○と仰っていましたよね。とても印象に残っています。」

これで、「おっ。俺の話を聴いてるな。」と思わせれば次のフレーズが通りやすくなる。

 

そこで…

「その○○○についてなのですが、少し問題がありまして…」

とつながると、「ん?なになに?」となるわけです。

 

共感してもらった後の救い、解決策は何か?

 

問題がその時間内で話せない場合は…

解決策があるので、お時間をとってほしいという伝え方が出来ます。

現状より、更に良くなる未来を伝えるという方法もあります。

 

もし、解決策も何も見いだせない場合は…極力避けたいですが(^_^;)

 

そんな時は、現状の進捗といつまでに、ということをしっかり伝えましょう。

「現在、打開策を検討中です。明日午前中までに一度ご相談にあがります。」

 

という感じです。

 

この3つがうまく頭の中で回転するようになれば、とっさの30秒プレゼン、

エレベーターピッチはうまくいくでしょう。

プレゼン解決策

文字化して練習する

 

しかし、正直、とっさにこれが頭の中で整理できる人はそもそも天才肌。

 

なので、そうじゃない私は、必ず想定して文字化します。

 

もし、社長と話すタイミングがあったら。

もし、急に仕事の詳しい話を聴かせてくれと言われたら。

もし、○○について教えてほしいと言われたら。

 

シナリオをしっかりと作っておくのです。30秒程度。

文字数にして150文字程度。

 

これがしっかり出来たら、声に出して練習してみましょう。

きっとその練習はあなたの自信に繋がり、大きく役立つはずです。

回数は20回以上をおすすめします。

 

そうすることで…

「あっ、もっと専門用語ではなくわかりやすい言葉になるな」とか

「あっ、回りくどい文章になっているから、もっと文章を短くしよう」とか

新たな気付きが見えてきます。

 

そして修正を重ねてみる。この作業は確実にあなたのプレゼン力をアップさせます。

この30秒プレゼン。極める方法があります。

 

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