プレゼンのコツ、テクニック、Tipsを学びたいという人は たくさんいらっしゃると思います。しかし、その手前でとても重要なのは「考え方」です。
そもそも「プレゼンテーション」って何のために行うのか? ということも踏まえてお伝えしていきます。
初代米大統領はジョージワシントンである…は●●。
日本人はプレゼンテーションが苦手…これは日本の学校教育にも問題があるかもしれません。それは、ご自分の言葉を…
「客観的」にとらえる授業をしていないから… というお話です。
ここで問題です。 2つの文章があります。
A「初代米大統領はジョージワシントンである。」
B「初代米大統領は偉大である。」
この2つの文章、あなたは違いを一言で答えられますか?
「Aは●●、Bは〇〇」と。
これがすんなり答えられたあなたは、プレゼンの基本がすでに身についています。
答えられなかったあなたは… これから、勉強していきましょう(笑)
それでは答えです。
Aは「事実」。
世界中、ジョージワシントンを知っている人は 誰もがそれは事実だというでしょう。
Bは「意見」。
偉大じゃないという人もいるでしょうし、 偉大という言葉では表現できないという人も。
あなたは正解しましたか??
なぜ、こんな質問をしたかというと…
アメリカでは、この事実と意見というのを…
「徹底的」に小学校1.2年生で勉強しているからです!!
上記の質問をすると、小学校1.2年生が、手が挙がり正解するんです。
あなたも子供のころ、 一度は使ったことがあるでしょう。
「みんなが言ってた!」 「みんなが持ってる!」
それ、事実?(笑)
それから大人になっても使ってませんか?
「安心安全の〇〇」
何をもって?(笑)
結局、人は、感情は動いたとしても…
しっかりとした根拠がないと、プレゼンの目的である「行動」に移らない。
私はラジオで仕事をしていたので、抽象的な言葉は出来るかぎり使わないように伝えてきました。
例えば…「美味しい」「綺麗」に関しては…どう美味しいのか、何が入っているから美味しいのか、何をもって綺麗と感じたのか。
そこを考えずに伝えると特に映像がない世界は、全く伝わりません。
一度、ご自身が普段、お客様にむけて 使っているキーワードを客観的に見てみましょう。
この言葉は「事実」か「意見」か。
自分の言葉に責任も持っていない人の 言葉が響くわけないですよね。
まずは、理解した上で「言葉」を使ってみましょう。
それをするだけで「 言葉の重み」が違ってきます。そして、その言葉を受け取る側の行動も変わってきますよ。
プレゼンの苦手意識をなくすには◯をだませ!
次に考え方として大切な「プレゼンの苦手意識」をなくす方法です。
誰も信じてくれませんが、私は人前に立つ時、最高潮に緊張します。
できれば、立ちたくない!(^_^;)
でも立つ以上は、「聞き手の立場」になって伝えようとする。
そんなとき、私は必ず言葉にする あるキーワードがあります。
それは… 「よし、できる」
嘘みたいな話ですが、本当の話です。
ちょっと次の文章を見てみてください。
==============
こんちには みさなん
おんげき ですか?
わしたは げんきです。
この ぶんょしうは いりぎすの
ケブンッリジ だがいく の
けゅきんう の けっか で
「にんんげ は もじを
にしんき する とき
そのさしいょ と さいご の
もさじえ あいてっれば
じばんゅん は めくゃちちゃ でも
ちんゃと よめる 」
という けゅきんう に もとづいとて
わざと もじの じんばゅん を
いかれえて あまりす。
どでうす?
ちんゃと よゃちゃめう でしょ?
==============
ちゃんと読めちゃうでしょ(笑)
はい、何が言いたいかと言うと…
脳みそはすぐ騙されるということです。自分の都合いいように。
…だとしたら、都合の良いように騙しましょう。
「私は、できる」
いやいや… それは練習した人が言える言葉であって…
やり方がよくわからない人が言っても… と思った
そこのあなた!
大丈夫です。
このブログや、私のメルマガで、
あなたは、プレゼンテーションのすべてを学びます。
プレゼンテーションのやり方が わかれば、あとは実践するだけ。
さきほどの文章と同じで伝えようとする内容がすでに、頭の中にあれば… すごく変な文章でも勝手に変換できるんです。
大丈夫できます! あとは…
プレゼンテーションの主役は「誰」??
はい。
答えましょう。 せーの!
…
…
そう。
聞き手です。
あなたではない。そして、聞き手は言うほどあなたに興味を持っていない(笑)
だとしたら、自分がうまくしゃべれないとか、自分がどう見えるとか関係なく、聞き手に目を向けるのが先。
この人にどうやって伝えよう。
どうやって興味持ってもらおう。
どうやれば楽しんでもらえるか。
を考えるようにしてください。
はい!大きな言葉で発声すると
より脳みそを騙せます。ご一緒に!!
「私は出来る」
「私はプレゼンの方法を知っている」
「私は伝わるプレゼンが出来る」
完璧です。 これからは… 絶対に「苦手」という言葉を使って、悪い方に脳を騙さないでください。
ジョブズ氏のプレゼンはプレゼンじゃない?!
「え?」と思ったかもしれません。ちょっと言い過ぎたかもしれませんが、私はそう思っています。
スティーブ・ジョブズ氏の素晴らしいスピーチ、プレゼンに感銘しているという人も多いでしょう。私もその一人です。
しかし、なぜ「プレゼンじゃない」と言ってしまうのか。
それは…プレゼンテーションの最大の目的は…
「相手を動かすこと」
ジョブズ氏のプレゼンテーションというのは聞く前から、聞き手はもう心が動いているんですよ。会場にいる人達は、Appleの商品が好きでiPhoneが好きな人がほとんどなんです。そして、もう買う気になっちゃっている人たちです。
そんなプレゼンと、あなたがやるプレゼン…
同じですか??
全く別物ですよね。
私は、声を大にして言いたい。ジョブズ氏のプレゼンに学ぶべきところはある。
でもジョブズ氏のプレゼンとは違う!
そして…プレゼンテーションは人前で話すことだけでなく、あなたが日々やっていることが「プレゼン」であると理解してほしいんです。
例えば…
あなたは日々…
☑多くのお客様とお話をします。
☑名刺を交換します。
☑企画書を作ります。
☑チラシを作ります。
☑Facebookで投稿します。
☑ウェブサイトを作ります。
☑部下に仕事を依頼します。
☑上司にお伺いを立てます。
☑こどもに宿題をさせます。
☑友達と円滑な交流をします。
☑奥さんの機嫌をとります。
すべて…プレゼンテーション。
プレゼン=伝えるチカラ。
そして、伝えることによって、初めは、積極的ではなかった人を動かす力がプレゼンテーションであるということ。
私達は死ぬまでプレゼンをしていくということです。
あなたは生まれて一番初めてにしたプレゼンテーションは何かわかりますか??
……そう、生まれた瞬間にやっていること。
「産声」です。
「わたしはここにいるよ!取り上げて!」
あなたは、生まれて始めてのプレゼン。
大成功しているんです!
「よし。できる!!」
そんな気になったでしょう??私達は生まれてこの方、数えきれないほどのプレゼンテーションをやってきているのです。
さぁ、これから死ぬまであと数万回以上かるかもしれないプレゼンテーション。
苦手なままで終わりますか?
それとも…「よし、できる」「どうやったら相手に伝わるか考えよう」と前向きに考えますか?もちろん、後者ですよね!
プレゼンで超重要な考え方「まとめ」
いかがでしたか?
プレゼンテーションのテクニックより、まずは、考え方を改めた方が、これからの人生楽しくなる!と思っていただけたのではないでしょうか。
1.事実か意見かを「客観的」に捉えるチカラ。
2.決して「苦手」と考えない脳ヂカラ。
3.日常的に「プレゼン」を意識するチカラ。
これです。
この感覚をもっておくだけで、プレゼンテーションがどんどん得意になってきます。
一つ一つ言葉、所作、構成、話し方、演出が…この考え方に紐付いて来るわけです。
あなたもお客様をどんどん自動的に引き寄せる「プレゼン脳」になりましょう!
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