司会のコツ!ポイント!ちょっとした台本も大公開!

  • あなたのプレゼンをドンドンお客様を引き寄せるプレゼンに!
  • プレゼンプロデューサーの東 大悟(ひがし だいご)です。

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「え!司会ですか!」

 

「え!私がやるんですか!」

 

という方が今、このページを開いているかもしれません…

 

私が提唱している「東流プレゼン理論」と同じで、コツとかポイントとかも大切ですが「考え方」がズレると…すべてズレてしまいます。そこで「考え方」にポイントを置いたコツ、ポイントなどをご紹介します!

 

司会をするときのポイント

目次

MCって何の略?司会の3つの掟とは?

はい…私はご存知のようにラジオアナウンサー、ラジオDJ、パーソナリティ等を経験した関係上で、たまに司会のお話も頂きます。

 

ここでちょっと疑問に思うはずです。アナウンサーとDJとパーソナリティと司会とMCって何が違うの?

 

超簡単に私流で説明します!私流なので、他一般の解釈とは違うと思います!悪しからず!

 

アナウンサー

ラジオ局やテレビ局などからアナウンサーとして役割を付与された人で、ニュースを読んだり、番組を進行する人。

 

DJ

ディスクジョッキー。ラジオなどで曲紹介、曲のウンチクなどを軽快なトークでお伝えする人。

 

パーソナリティ

プロ、アマの区別は、ほぼないラジオ番組の司会進行役。

 

司会

舞台・宴会・結婚式・会合などでイベントの進行をする人。

 

MC

司会者のことを業界用語でこう呼ぶようになった。(Master of Ceremonies)の略。

 

 

この解釈で言えば…私はすべて担当したことがあるわけです。

 

しかし!司会(MC)の回数は、ラジオ局の仕事を辞めてからというもの年に数回程度。

 

現在、MCをお仕事をされている方から比べると圧倒的に経験値も少ないですし、あまり参考にならないかもしれませんが、私なりに司会を経験して、伝えられる範囲で、できる限り役立つ情報をお届けします。

 

冒頭にもお伝えしたように…どちらかというと…本職(喋り手)の方に向けたものではなく、本職ではないのに、急に司会をしないといけなくなった!という方に役立つ内容です。これから司会をする上で必要な3つの掟をご紹介します。

 

「司会者」は「会」を「司る」者である。【掟その1】

話すプレゼンテーション

 

「なんだよ、定義とかは別にいいよ…」…なんて言わないでください。実は、とても大切な「心構え」なんです。

 

セミナーでの質問や懇親会などで、よく司会に関しての質問を受けます。そこで、圧倒的に多い相談は…

 

「どうやるといいんですか」

 

…という、めちゃくちゃ、ざっくりとした質問です(笑)

 

そこで私が必ず答えるのは…

 

「司会は、実は会が始まったら、一番、権力を持っているんです」

 

と言うこと。

どういう意味かというと…

 

例えば…もしその会にとても偉い人が来賓で来ているとしますよね。その偉い人にステージに上がるよう促せるのは「司会者」だけなんです!

 

そんな偉い人たちがたくさん会場にいるとします。その人たちに高い所から「大きな拍手をお願いします」と促せるのも「司会者」だけなんです!

 

あなたが挨拶すれば、しかえしてくれるし、あなたが「司会を務めます」と自己紹介すれば拍手をもらえる!

 

あなたが「ご起立ください」といえば全員が立つし、「国歌斉唱」と言えば「国歌」が流れるのです!

 

すごいことですよね!これが…

 

「司会者の最高権力」(笑)

 

あなたの一言で、会場をあやつることができる。

…そう考えてください。

だからこそ、会の流れをしっかり把握するのは、絶対条件です。

 

そして、その時…会場はどのような雰囲気なのか、どのような状態なのかを判断し、進行していく必要があります。

 

なので…決して!

 

与えられた台本を読むだけが司会!という考えは、この瞬間、すべて捨ててください!

 

まず、そう考えることこそが、会を司る権力を有する者の「義務」です。

 

 

その義務を果たせさえすれば…権利がもらえます(笑)

 

「貴方はこの会の中で一番えらい権利」

 

って心の中で思うと、だいぶ気分が楽になりますし、楽しくなってきませんか?(笑)

 

…と言っても…私自身…規模の大きな会場での司会は、毎度毎度…脇汗が滝のように出てしまいますけどね(笑)

 

「司会者」は「会」を「司る」者!

 

まずは、しっかりと、その任された「会」に向かい合い、しっかり練習した後は…「俺が一番偉い!」と思うように!してみてください。

 

 

「表舞台に立つ裏方」【掟その2】

裏方で表に立つ唯一の存在

 

司会は、一見、華やかに見えます。しかし、そうではありません。

 

掟その1でもお伝えしたように「会を司る」ということは、相当の責任も司会の肩にかかっているわけです。そして…その会は、多くの人のご協力のもとに成り立っているということを絶対に忘れないでください。

 

特に…表舞台には立たないけれど、その会を支えてくれている人たち。

 

例えば…

 

 

音響さん。照明さん。カメラマンさん。給仕してくれる人たち。会場誘導してくれる人たち。台本を書いてくれた人。セットを準備してくれた人たち…などなど。

 

そういった人たちの想いや行動をしっかりと感じ、その人たちの分まで働く…そのような意識をもってください。

 

そう!つまり、あなた(司会)も「裏方」なんです!

 

司会は、表舞台に立つ唯一の裏方さん。肝に銘じてください。

 

そして、もう一つ。大切なことをお伝えします。

 

司会は「演者」ではない

 

司会者は演者とは違う

 

芸能人の方々が司会(MC)をすることも、たしかに多いので、そう考える方も仕方ないですが…芸能人の方で司会の仕事をされている方は、しっかりと「裏方」の仕事として認識されている方が多いです。

 

もしくは「演者」としての役割もやってくれ!と、主催者側から予め付与されている場合がほとんどでしょう。それは良いんです!プロとして認識されている人たちなので。

 

私は…プロ(芸能人・演者)ではない限り…

 

「司会が目立ってしまったら終わり」

 

だと思っています。これは私の格言なのですが…

 

「祭り好きが祭りを進行するな」

 

つまり、祭り好き…(人前ではっちゃけるの好きな人)は自分が盛り上がりたいことしか考えない。その前後や工程を考えるのが不得手だと思っています。

 

決して、祭りに関わるなという事ではなく「祭り好き」は、祭りの中で楽しんでもらうべきで、祭りを進行・統括する側には向いていない…という考え方です。もちろん、そうじゃない人もいますよ?賛否ご意見があるかと思います。

 

ですが、私が今まで…色々なプロじゃない方々の司会を見てきて…自分が目立とうとする司会は、だいたい場がしらける。

 

なぜかというと、観客は…結局、お前が目立ちたいんかい。ってのが分かってしまうからです。

 

あくまで会が成立し、スムーズに進行し会が成功する。そこに導くのが司会の仕事です。会を楽しませるお仕事は「演者」さんのお仕事です。そう認識してください。

 

「縁の下の力持ち」です。そう考えると…「そうか、無理やり盛り上げるとかそんなことは、考えなくて良いんだ!」だいぶ、気持ちも楽になりますね!

 

 

「とにかく会場ファースト」【掟その3】

気を配れる司会者

 

司会は、とにかく会場にいるお客様目線でなければいけません。

 

つまり、一言でいえばどれだけ会場のお客様にストレスを与えないようにするか」「集中力が途切れないようにして話すか」…に注意するということ。

 

 

例えば…

 

ボソボソと話す司会は…声が聴こえにくいなぁ…」それだけでストレスになりますよね。

 

例えば…

 

棒読みで話す司会も…何だよ、お金ケチって司会も呼べないのかよ…」と意識が違う方向にいっちゃいます。

 

例えば…

 

「資料を配布してますので、各自お取りください」と言われただけだと…「え?何の資料?どこで配布してるの?何の事?」となるわけです。

 

このように会場にいる人は基本、口には出さないものの(私はだいたい小声でつぶやいていますが(笑))そう感じているのです。

 

だから、ストレス与えない!」「集中力を途切れさせない!」ここは注意すべきポイントです!

 

先ほどの悪い例を解消する方法は次の通りです!

 

【ボソボソ対処法】

 

5m先の人に届く声量、息の使い方で声を出す。これです。マイクがあってもなくても5m先の人に届く声で伝えれば、あなたの声は説得力のある声になります。

 

またテンションを高めるというのも効果的。普通のテンションで「おはようございます」と言ってみてください。その3倍テンションを高くして「おはようございます!!」と言ってみましょう。それだけで、あなたの声は格段に聴き取りやすい、響く声になっているはずです。

 

さらに…

 

「会場の後ろの皆様!声はしっかり届いておりますでしょうか」

 

…とお伝えするだけで会場の空気感をぐっと前に持ってくることができるので、ぜひ、やってみてくださいね。

 

 

【素人感を出さない法】

 

私は頂いた台本を絶対にそのまま読みません。(笑)自分の言いたい言葉に変えるのです。言いやすい言葉とか。また、その台本の文章に「強弱、間、緩急」をしっかりつけるために記号を書き込んでいます。

 

嘘だと思われるかもしれませんが、これが、プロの司会者がやっている手法です。私の場合、大学時代に演劇部だったというのもあり、台本に「ト書き」を記入する習慣があったので、その延長線上です。

 

 

例えば…必ずと言って書き換える文章は…

 

「司会を担当させて頂きます」

 

→変換後…

 

「司会を担当いたします」

 

へりくだりすぎると言葉が届きにくくなるので、節度礼儀をわきまえた上で、失礼のない文章に、読みやすい文章に書き換えます(笑)

 

また、読まなくて良いところ…例えば、初っ端の挨拶などや台本が頭に入っているところは…「顔を上げて伝える」…だけで素人感はなくなります。

 

逆に台本に目を落としながら「皆様、こんにちは」というのは、愚の骨頂以外の何物でもないので、絶対にしないでください。しっかりと顔を上げて、会場を見渡して伝えましょう。

 

この方は、数年前、私が受講したセミナー「プロっぽく話すセミナー」で私の心を鷲掴みにしたスーパーMCの丸山久美子さん。

丸山久美子さんのブログ

まさに彼女は、知識ゼロから、一つ一つ、苦手なことを克服しながら、MCのプロ中のプロになられた方。そして、その手法を、とても面白い斬新な伝え方で教えてくれるので、楽しいんです。

 

この丸山久美子さんのブログから、今回のネタにぴったりな記事があったので、ご紹介しておきます!とても役立つ情報ばかりのブログなので、読んでみてください!

https://ameblo.jp/maruyamakumiko/entry-12443984278.html

 

 

【どこやねん!それ!対処法】ちょっと台本も公開!

私はとにかく会場の情報をわかりやすく伝えるよう努力します。そのため、

 

「ステージ向かって右側」

「ステージを背中にして右前方」

 

…などそのような表現を多用します。そして、説明はこれでもか!というくらいしっかりとします。

 

 

例えば…

「資料を配布してますので、各自お取りください」をどう台本で書き換えるのかというと…

 

「皆様、本日のセミナー資料が有るのと、無いのとでは、わかりやすさが3倍違います。ぜひ手にいれてください。

 

本日、登壇される会社様のブースがございます。ステージを背にして、右奥の出口から出て、すぐ右側です。手前から登壇順に並んでおります。

 

ぜひ!そちらで資料をお取りください。資料があれば、今日のセミナーの振り返りになります。

 

まぁ、帰っても読まないという人が、私も含め、ほとんどです。

 

しかし!本日の資料は読み返したくなる資料ばかりですので、今のお時間のうちに取りに行っていただき、事前に、ご用意いただければと存じます。

 

もう一度お伝えします。資料を配布しているブースは、会場を背にして、右奥の出口でてすぐ右側です。」

 

 

わぉ!一気にプロっぽくなりましたね(笑)言っておきますけど即興で出てくるわけじゃないです(笑)

 

もし、サラサラと出てくる人は、司会のプロ中のプロの方。もしくは、天才。私は凡人なので、初めから、しっかりと台本に書き込んで、練習をして、自分の言葉にして伝えます。

 

だいぶ、限定されたシーンでの台本なので、全然、転用出来ないとは思いますが、こんな風に伝えると良いよ!というご参考までにご利用ください!

 

 

以上が、東流「司会の3つの掟」でした。

 

これであなたも!「名司会者」の肩書もすぐそこです!頑張ってくださいね!!

 

読んで頂きありがとうございました。

 

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