- あなたのプレゼンをドンドンお客様を引き寄せるプレゼンに!
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プレゼンプロデューサーの東 大悟(ひがし だいご)です。
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目次
勝つプレゼンテーションは「パワポ」でさらに良くなる!
PowerPoint®を使うようになって早15年。
当時、私は企画書を作る際に「おー。こんな使い勝手のいいソフトがあるのか!」と思い、結構こだわって色々と資料を作る人間でした。
さて、あなたはどうですか?
「企画書」「パワポ」と聞くだけで「やりたくない!」「苦手!」と思う方も多いかと思います。「ワード(Word)は使えるんだけどな」という声も多いですね。私の尊敬する古舘伊知郎さんも「パワポ」を知らずに一時期、世間からバッシングを受けたこともありましたね(笑)
いまでこそ、そこそこ使える人が増えたパワーポイントですが、私がセミナーや講演などで拝見する「パワポ」は…まだまだ勿体無いものばかり。
体感で言えば、8割残念。1割まぁまぁ。1割素晴らしい。という感じでしょうか。
中には、せっかく素晴らしいお話なのに「パワポ」で台無しになっているケースもあったりします。
今回は、特に時間ぴったりに終わらせないといけない所謂「エレベーターピッチ」や時間制限のあるプレゼン大会などで、効果を発揮するPowerPointの効果的な3つの方法をお伝えします。
最初のスライドに命を注げ!
最初のスライドって、実はとても重要なんです。
特に!時間制限のあるプレゼンでは効果を発揮します!
何故かと言うと、時間制限のあるプレゼンのほとんどが「話し始め」からカウントされるからです。
そう。
殆どの場合、「話し始め」の前から、最初のスライドは映し出されています。
…ということは、話し出す前から、プレゼンテーションが始まっているということですね。
さて、最初のスライドを2つ見ていただきましょう。
どちらのプレゼンテーション「興味をもって聴きたい」と思えますか?
当然、上のスライドですよね。
最初のスライドを侮ることなかれ。
正直、下のスライドは無くてもよいほどのスライドです。聴く側からしても「なんだ売り込みされるのか」に対して、上のスライドは「え?掟が3つあるの?なんだろう?」
話し出す前から、PowerPointのスライドによって聴く側の興味が全く変わってくる可能性が高いのです。
プレゼンの前から、プレゼンが始まっている!限られた時間の中で聴き手の興味を引きたければ、最初のスライドに命を注ぎましょう!
動画を効果的に使う。
PowerPointに慣れた方は、動画を使われる方も増えてきました。
初心者、知らない方のためにお伝えしておくと、動画データを挿入して「アニメーション」で再生することが出来るんです。しかも、動画のトリミングも出来るし、音声を小さくしたり、大きくしたり、ミュートしたり、フェードイン、フェードアウトまで。ちょっとした動画編集が出来るんです。切り貼りは出来ませんが。
動画は、文字で説明する5000倍の情報量と言われていますね。五千文字は一見にしかずですね(笑)なので、ちょっとした動作確認や事例紹介などを短い動画にして見せるというのはとても効果的ということです。
さらに、人の視線は動くものに引っ張られます。その時点で、聴き手の興味を無意識に引き、印象に残すことが出来ます。
では、ここで少し横道に逸れて、動画を使う時の注意点をご紹介しましょう!
残念な例:アニメーションを使ってない
私が知っている残念なケースその1。
PowerPointを立ち上げながら、途中から、パワポのスライドショーを一旦消して、Windows Media Player等で再生しなおすという人。受講しながら思わず「その動作、無駄です!」って言いそうになりました(笑)
解決策:
単純に動画をスライドの中に挿入して、アニメーションで再生ボタンを選択すればOK。あとは、スライドが変わった瞬間に再生するのか、前面再生するのか、クリックしてから再生させるのか等細かい設定をすれば完璧です。この時の注意点はMacとWindowsでは動画の拡張子が違い機種に寄ってはパソコンが変わると再生出来なくなる可能性もあるので、事前確認は必須です。
残念な例:タイミングが厳しい
私が知っている残念なケースその2。
さて、動画、いつ流しましょうか。
最近は、動画を「最初」に持ってきて、興味を惹かせるプレゼンも増えてきています。例えば、動画制作会社に作ってもらったカッコいい数十秒のPR動画を流すなどです。最初に動画で興味を惹かせる。前項でお伝えしたとおり、とても大切なことです。
ですが!
そのあと、話すのは誰ですか?そう。紛れもなく、あなたです。
その動画に負けないくらいの声量、声の説得力…ありますか?
もし自信ないなぁと少しでも思われたのであれば、動画は「最初」に使わず、場が温まった時、ここぞ!という時に利用した方が身のためです。
「最後」に流すのも出来れば避けましょう。
せっかくのプレゼンの場なのに、最後の言葉が動画で終わってしまっては、あなたの熱量が伝わらなくなってしまいます。つまり、動画側に引っ張られて、本来のあなたの良さが伝わらなくなってしまう可能性があるからです。
解決策:
動画は、場が温まってきた中盤がオススメ。時間チェック、時間調整の効果もあります。
大丈夫!動画に負けない存在感、声量、問題ない!という人は、最初動画、チャレンジしてみましょう!
ちなみに、プロレスラーのビリーケン・キッドさんのプレゼン支援をした時の最初のスライドがあります。
ビリーさんは、存在感がすごいので(笑)インパクトのある最初のスライドが必要だと思ったのです!参考までにご覧ください。
サンプルはコチラ↓(背景動画と音声とアニメーションの組み合わせです。ちなみに背景動画と音声は自分で作っています。)
残念な例:内容が等身大ではない
私が知っている残念なケースその3。
前述した動画制作会社の動画もそうですが、あまりかっこよすぎる動画を作るとプレゼンによりメッキが剥がれてしまう可能性があるので注意が必要です(^_^;)
それと…私が何度かセミナー等で拝見したことのある動画が「鷹の選択」という動画。
とても印象深い内容で、鷹は40年過ぎると、自らの爪をはぎ、くちばしを叩き割り…残り30年を生きる選択をする…というもの。(実はこの内容は生物学的に大嘘なので拡散する際は注意!)この動画を、いわゆる、格言やことわざ的に使うのは良いと思うのですが、これを動画(約3分ほど)を流してしまうと…あなたの言葉は薄くなってしまうのです。
スティーブ・ジョブズの伝説の卒業式のスピーチでも最後に格言を使われていますが、やはり、自分の言葉で伝える方が説得力が増しますよね。
解決策:
動画は出来れば、借りてきた動画や抽象的なものではなく、あなたの良さ、会社の良さ、商品の良さが具体的によくわかる短めの動画にしましょう。
以上が少し脇道に逸れましたが、プレゼンで動画を使う時の注意点でした!
音声、効果音を使え!
3つ目のコツが音声です。ポイント、ポイントで音声を効果的に使うと、聴き手の印象に残ります。特に話し方に抑揚がなかなかつけられない人にはオススメ。
私がプレゼンで利用する音声ベスト5
1.商品の登場に使う…コチラ!の後の(ジャン)
2.注目させたい時に使う(ピンポーン)
3.値引き前の金額を見せる時に使う(チャリーン)
4.クイズや制限時間、NGを説明する時に使う(ブッブー)
5.値引き後の金額やサプライズ商品などに使う(デデン)
…などです。
他は「目を閉じてみてください」の後に想像を広げるための環境音。
どれもがプレゼンをより効果的に印象的に残すテクニックです。
プレゼンは伝わらないと意味がない。
まずは、興味を持って頂かないと意味がないわけです。そのために、どれだけ「伝える技術を研ぎ澄ます」かが大切です。
ぜひ、これらのテクニックをフル利用して、時間内に印象に残る、オリジナリティ溢れる、あなたらしいプレゼンテーションにしてみてください。
ただし、テクニックにはおぼれず、本当に伝えたいことは何か。それを伝えて、聴き手に何を提供できるのか、さらに、どう動いてほしいのかを盛り込んでください。それでこそ「プレゼン理論」が成立します。
ただかっこいいデザイン、面白いアニメーションだけでなく、しっかり中身のあるあなたの想い、主張をしっかりとサポートしてくれる、さらに伝えるための存在としてPowerPointを活用してみてくださいね。
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